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アナフィラキシーで救急車に乗った話(2014.9.14追記)

先月末、外食から帰ってすぐ、全身に蕁麻疹のように発疹が出てしまい、救急車で運ばれました。
酷い蕁麻疹かーくらいに思っていたら、アナフィラキシーで、意外と危ない状態だったとのこと。
自分が何食べたかというメモも兼ねて、救急の現場でのあれこれを書いておきます。

起こった出来事

久々に回転寿司で夕飯をーということで家族と一番近い回転寿司に。
混んでて20時半くらいようやく着席し、21時過ぎにはお店を出ました。
で、21時半すぎくらいに帰宅して、寝支度をしようとしていたときでした。

トイレに入って用を足していたら手のひらが急に痒くなってきました。
あれ?なんだろう?痒いなぁと思っていたら、股の辺りがむずむず。
なんだろう?と見ると、脚の付け根あたりにポツポツと発疹が。
すると今度は、お腹、太もも、脇、肘の内側とどんどんどんどん、あっという間に全身に。
勿論顔もふくれあがり(別人のようになってた)、目も充血、あと耳の内側が腫れてるような感じに。
手はどんどん浮腫んで何かに触るのも感覚が変わるほどでした。

こんなひどい蕁麻疹初めてだわー。
どこか救急の病院を探して、タクシー呼んで行くか、なんて言っていたんですが、今度は呼吸がつらくなってきて、こりゃダメだ!救急車だ!ということで、22時過ぎに119番。
15分弱くらいで来てくれて、まだ歩ける状態だったので歩いて救急車に。
旦那とチビも付き添いで乗ってもらいました。

救急車の中で何を食べたかとか、どういう症状かの問診を受けつつ、脈やらとったりしてました。
幸い、すぐ近くの病院が受け入れ可能ということで運ばれました。
多分、23時近くだったかな。

運ばれてすぐ点滴を二種類と採血し、安静に。
途中レントゲンを撮ったりした後、ベッドで点滴を受けつづけ、症状が良くなったため、夜中の2時頃に解放されました。
3時間ほどの点滴で帰れてホントよかったです。

救急診察の結果

アナフィラキシー、でした。
ひどい蕁麻疹は蕁麻疹なんですが、アナフィラキシーの症状のひとつだったようです。
救急ではちゃんとした診察ができないので、原因は何かわかりませんが、アナフィラキーの症状を押さえる処置をしてくれたとのこと。
ヘタすると死に至る可能性もあったとのことで、タクシー呼ぶかーなんて悠長に言ってる場合じゃなかった、という現実に背筋が凍りました。
あるいみ夏の怖い話。

後日内科できちんと検査し、結果が分かるまでは食べたものに注意しておいてください、とのお達し。
また、半日くらい経ってから症状が出る場合もあるので、その症状を抑えるという薬もいただきました。

食べたもの

某有名回転寿司に行ったので、色々なんですよね…。

・梅酒 ・えび ・まぐろ ・サーモン ・アボカド ・チーズ ・コーン ・ツナ
・茶碗蒸し(卵、ほたての貝柱、えび、鶏肉)
・ミルクレープ(アイスと生クリームと冷凍いちご?もついてた)

その後、自宅で少量で試したら乳製品系と卵は平気でした。

いつも行ってるとこだし、普段食べてるものばかりだったし、何が原因か全く心当たりなし。
いつもと違うのは、お酒を飲んでたことぐらいかなー。
こればかりは、検査結果を聞かないとなんとも、ですね。

過去にこういうことがなかったか実家の母に電話できいてみたけど、記憶にないらしい。
私も本当に初めてだったので、びっくりです。

救急車に乗る時に知っておくと便利な事

せっかくなので、あーこれはいざという時にしっておくとよいかも、と感じたことを書いておきますね。
そういうときは頭働かなかったりしますけどね…。

保険証と現金も多めに用意する

救急車の中や、救急病院についてから保険証の提示を求められるので、救急車を呼んでから待っている間になるべくなら用意しておくとよいです。
また、現金もなるべく多めに持って行くといいです。
病院にもよりますが、診察・処置が終わった後、帰る時に預かり金を払いました。
救急ではちゃんとした金額を計算できないため、一旦預かり金をはらってもらい、後日病院がやってる時間にきて、預かり金を返してもらってから、きちんと計算した金額を支払う、というシステムでした。

ちなみに、私の場合は点滴とレントゲン、あと薬をもらっただけで、15,000円払いました。
後日きちんと清算してもらったら、約7,500円ほどでした。
ご参考までに。

着るものはストライプやボーダーを避ける

もしストライプやボーダーの服を着てて、救急車到着までに着替えができるなら無地の服等に着替えた方がよいです。
なんでも、ストライプやボーダーはレントゲンにうつってしまうのだとか。
点滴うちながらの着替え、ちょっと大変でした。

上着等を持って行く

時間帯にもよりますが、夜なら帰る時のことも考えて、上着等を持っていきましょう。
処置終わって病院から出たのが夜中の二時でしたからね。
夏とはいえ、秋も近いこの時期に半袖パジャマで真夜中歩くのはちょっと寒かったです。
タクシー、ぜんぜん捕まらなかったです。
歩いて帰れる距離だったから、歩いて帰ってしまったけどね。

救急車が高いってきくけど…

すぐ救急車呼ばなかったのも、救急車は高いという噂と、しょーもないこと(その時点ではただの蕁麻疹だと思ってたので)で救急車呼ぶのも申し訳ないなーというのがあったからです。

帰ってから調べたら、消防庁の救急車(119番で来るヤツ)は税金で賄われているから無料、なのだそうです。
お金がかかるのは、民間の救急車や、病院の救急車、だそうです。

とりあえず、ホントにあーこれダメだわ、となったら119番、大事ですね。
パニックになると、どこに電話すればいいのだ!ってなるけどね。うん。

そんなわけで、無事です

まさか夏の終わりに救急車搬送されるなんて、予想外でしたが、無事でした。

実は救急車は人生二度目。
一度目は高校生のとき。
原付バイクで通学中にカーブで転んで、掛けていたメガネで目の下を切って、一見血が頭から流れているような状態で発見されたというね。
第一発見者に死んでると思われてましたもん。
転んだ瞬間は覚えてませんが、ふと気付いたら辺り一面血の海だったのは記憶にあります。

今回は意識ある状態で救急車乗ったので、まだマシですかね。
救急車、チビちゃんが騒ぐかなーとか心配でしたが、時間も時間だったので旦那にくっついてほとんど寝てました。
旦那にはだいぶ心配かけました。いやーびっくり。

ひとまず検査結果待ちです。何が原因だったんだろうなぁ…。

9/14 追記)検査結果でました

検査結果が出たので追記しておきます。
血液検査をしてもらったところ、アレルギー反応が出るのは「カニ」という結果でした。
しかもクラス2という「中程度(ものすごく疲れている時に食べると症状が出るレベル)」のアレルギー。
当日はカニなんて食べてなかったけど、もしかしたら茶碗蒸しに入ってたかも?というレベル。

検査してくれた先生曰く「結局アレルギーって原因が分からなかったりするんだよね」とのこと。
突然発症するし、体調や食べ合わせでも出てくる可能性があるし。
防ぎようがないけど、アナフィラキシーの症状でたらすぐ救急車呼んだ方がいい、とのことでした。

ちなみに、病院にもよると思いますが、血液検査の代金は診察合わせて5,500円くらいでした。
アレルギー気になる方は検査してみても良いかもしれませんね。

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