夏なので実際に体験した怖い話を6つほど

暑いですねー。
すしぱくさんのこの記事に触発されて、夏らしい実体験を書いてみようかなーと。
Twitterみてる方はご存知の通り、怖い話は割と好きで。百物語オフ(後述参照)とか参加したりしてましたしね。
まぁたぶん、そんなに怖くないです。内容の割に長文になってしまったので、暇つぶしにどうぞ。


お品書き
夜道に浮かぶモノ
実家で起こる不思議な出来事
お届けもの
もう一人の住人
真夜中の訪問者
百物語オフで起きた話

夜道に浮かぶモノ

中学生か高校生くらいに実家であった話。
もうそんなに暑くないくらいの時期だったと思います。
実家で地域の人達と集まって、飲み会をしていたんです。
んで、お酒が足りなくなって、母が一番近いお店まで車で買いに出掛けました。
私の実家は本当に田舎で、一番近いお店まで車で10〜15分くらいかかります。
街灯とかもほとんどない山の奥なんです。

母はよく行くお店まで一人車を走らせ、お酒を買いこみ、家路に着きます。
我が家は農道から少し外れたところにあって、少し分かりにくい横道に入らなければなりません。
その横道の入り口付近まできたところで、母は不思議なものを見つけました。

空中にぼんやりとしたまあるい灯りが浮かんでいたのです。

周りは畑か林。街灯もない。
人が懐中電灯をくるくると振り回しているように見えたそうです。
なんだろう?でも、人影は見えないような…。
懐中電灯なら、それを持っている人影が見えるはず。しかしそんなものは見えない。
くるくると空中を旋回する灯りが不気味で、すぐさま横道に入りました。
横道の入り口から自宅まで数メートル。ふとバックミラーを見ると、くるくると旋回する灯りが後をついてきていました。もちろん人影など見えません。

火の玉だ…!

猛スピードで自宅の庭まで車を乗り付けると、車を飛び出し、
「火の玉が追いかけてくる!」
と言いながら縁側へ駆け込んできました。
室内でどんちゃん騒いでいたいた全員が吃驚して、母の指差す方を見ました。
そこには、懐中電灯を真正面から見たようなまあるい灯りがぽつんと、玄関先に浮かんでいました。
私もその場に居合わせたので、はっきりと見ましたし、未だにその光景を覚えています。
不思議と怖い感じはせず、これが火の玉…?と思ったのも覚えています。

玄関先までやってきた火の玉は、すぐにぱっと消えてしまいました。
火の玉が消えたので、とりあえず母を部屋に入れ、何があったのかを聞きました。
また、火の玉については、見えた人と見えなかった人がいたようです。
それにしてもいったい誰の火の玉だったのだろう?
そんな話題になった時、誰かが
「そういや今日は○○さんの命日じゃないか?」と。
○○さんは同じ地域の人で、実家のすぐ近所に住んでいました。この出来事の1〜2年前に亡くなっています。
同じ地域の人で集まって呑んでいたので、遊びに来たのかもしれません。

ちなみにこの出来事以降しばらく、母は夜道を一人で運転するのを嫌がり、どうしても出掛けなきゃ行けないときは、私を連れて行くようになりましたとさ。

実家で起こる不思議な出来事

実家はもう60年くらい?経つ古い家で、見た目もたいそうなオンボロです。
中身は傷んだ場所を父が修繕を繰り返していて住むのには困らない程度。
(父はなんでも作ったり直してしまう人なので、床板を一人で張り替えたり、ボイラー組み立ててお風呂作ったりしてしまうんです)
ですがやはり少し傾いていたり、人が歩けばギシギシと音を立てたりと、まぁなかなかのオンボロ屋敷。
加えて周りは樹木が立ち並ぶ山の中。
時折、こんなところに家等ないだろうと迷い込んでくる車もあるくらい(びっくりして引き返していく)。

そんな山奥の古い家。何も無いわけはありません。

夜中遅くまで起きていると、廊下をギシギシと音を立てて歩く音がするんです。
私が使っていた部屋はしきりとなる部分の障子が、上半分は障子、下半分の半分は磨りガラス、残りは木の板で出来ています。
誰かが通れば磨りガラスごしに分かるものなんですが、何にも見えません。
我が家はみんな寝るのが早く、23時には家族のほとんどが寝ています。
私は自室で宿題やら何やら夜更かしをするタイプだったんで、見えない誰かが廊下を歩く音を聞いているのは私だけでした。
最初は兄がトイレにでも行ってるのかなぁと思ったんですが、おかしな事に気付きます。
廊下を通り、居間を抜けてトイレの方まで行く時の音って言うのは、古い家なのもあって筒抜けなんですね。
誰かが歩けば床がギシギシいいますから。
その見えない人は、廊下だけ歩いてるんです。
夜更かしをしていると、そんな事がたまにありました。

他にも、昼間一人で家にいると、隣の部屋から歩き回る音がして、誰か帰ってきたのかと扉を開けると誰もいなかったり、窓の外を火の玉なのか蛍なのか分からないけどまるい灯りがふわふわと通り過ぎていったり。

個人的に一番怖かったのは、庭先に停めてある車に、女の人が乗っていたこと。
夕飯時、兄が居間にやってくるやいなや「車に女の人が乗ってた」というんですから。
私がおそるおそる外を見ると、車は当たり前に無人でしたが、黒髪で白い服を着た人が乗っていたらしいです。
我が家は迷い込む車もあるくらいの山奥ではありますけど、幽霊ですら迷い込んでくることもあるのかもしれませんね。

お届けもの

上京してきた時に住んでいたアパートでの話。
大自然から大都会にやってきて、右も左も分からない状態の私の為に、叔父が短大近くのアパートを契約してくれていました。
(だって電車の乗り方すら分からなかったし!実家に電車ないし!)
1K6帖、ユニットバス、洗濯機は外で、1階の部屋。

関東の生活にも慣れてきた頃、真夜中の2時くらいにチャイムが鳴りました。
こんな時間に…?と不審に思い、怖かったのもあって出ないでいました。
翌朝、学校に行く為に玄関を開けると、外側のドアノブに女性ものの下着が引っかかっていました。
…え?
気味が悪いので、ドアノブから外し、通路の脇に放置。
もしかして、深夜の訪問者は私がこの下着の持ち主だと思って訪ねてきたのだろうか?
もちろんその下着は私のものではありません。
学校から帰ると、通路脇に放置した下着はなくなっていました。

それで終わればよかったんですが、数日後、また下着が届けられていました。
今度は玄関の横に置いてある洗濯機の中。
洗濯をしようと洗濯機の蓋をあけたら、下着1〜2セットが入っていました。
もちろん自分のではないし、新品ではなく誰かしらが干していたもののようです。
また前回のように通路に放置していたところ、気付いた時には無くなっていました。

そんな奇妙な出来事がある一方、夜遅い時間にアパートの近くで男の人に
「これで僕と遊んでくれませんか?」と声を掛けられました。
その人は万札を扇状に広げていました。もちろん気味が悪いのでお断り。
他にも窓の外を歩き回る音が夜中に聞こえたり、近くの総合デパートで買い物をしていたら不審な男に付け回されたり(警備員さんにお願いして裏口から外に出してもらいました)。
都会は怖い…と本当に思いました。

そんなんばかりで若干ノイローゼ気味になっていたある日、学校へ行こうとドアを開けると、ドアノブ、新聞受け、洗濯機の中にそれなりの量の下着が届けられていました。
さすがに怖くてどうしようもないので警察を呼びました。
下着類は拾得物扱いで警察に持っていってもらい、付け回されたりしたこともあったので、短大の先生と一緒に警察へ行き、定期的に近所の巡回をしてもらうことになりました。

結局何が目的で私に下着が届けられていたのかは分かりません。
警察が巡回してくれるようになってから、下着が届けられることはありませんでした。

もう一人の住人

上京してきて仲良くなった友人Cと2年ほどルームシェアをしていた事があります。
2LDKで、リビングダイニングを挟んで玄関側にCの部屋、奥の方に私の部屋があるという間取り。
私とCとCの猫2匹で住んでいたんですが、いつの頃からか不思議な事が起こり始めます。

基本的にお互いそれぞれの部屋で過ごしているんですが、用があればノックして訪ねてきます。
どちらが先だったか忘れましたが、コンコンッとノックされ返事をするも、扉を開ける気配がない。
あれ?と思って扉を開けると、誰もいない。
不思議に思って相手の部屋に行き「さっきノックした?」と聞くと「してないよ?」という返事。
こういう事が何回かありました。お互いに。

そしてある日。
またノックがして返事をするも応答がなく、念のため扉を開けて確認してから気付きました。
その日、Cはまだ帰ってきてませんでした。
時々、Cの猫達がドアノブに戯れることがあるので、その音がノックに聞こえたのか?と思い猫達を探すと、猫達はCの部屋で寝ていました。私に気付くと、どうしたの?という顔でこちらを見ていました。
またある時は、玄関の扉を開ける音がしたので、Cが帰ってきたのかなーと部屋の扉を開けたけど誰もいない、ということもありました。

どうやら、リビングにもう一人住人がいるらしい。見えないけど。

しかしそのもう一人の住人は何かするといえば、ノックしてくるくらいで、そんなに怖い思いはしていません。
寧ろ猫達のイタズラの方が酷かった。
そしてある日、その住人が男だというのを知る事になります。
夜帰宅して、夕飯を食べようとキッチンの灯りだけをつけて用意をしていました。
電子レンジに温めるものを入れて、扉を閉めた時、ぎょっとします。
リビングのソファーに誰かが座っているのが、電子レンジの扉に映っていました。
キッチンの灯りだけなので、シルエットぐらいしか分かりませんでしたが、確かに男の人でした。
電子レンジの扉越しにしばらく彼を見ていましたが、意を決して振り返ると、そこにはソファーとテーブルがあるだけでした。
もう一度電子レンジの扉を見ましたが、彼の姿は見えなくなっていました。
見間違いのような気もしなくはないけど、リビングにはやはりもう一人住人がいたんだな、と確信する出来事でした。

真夜中の訪問者

これも前述のルームシェアをしていた時の話。
ルームメイトの友人Cは仕事だったり入院だったり(何故かよく入院していた)で帰ってこない日が多かったんです。
よくCに代わって猫の世話をしていましたね。

いつぐらいからかは覚えてないんですが、真夜中に階段を上り下りする音がするようになりました。
しかも決まってCがいない夜に。

住んでいたマンションは1階が駐車スペースで、私たちはその上の2階に住んでいました。
鉄筋のマンションだったので、お隣や真上の住人の生活音はまったく聞こえなかったんですが、家の横の階段を上り下りする音はよく聞こえていたんです。
階段をタンタンタンタン…。少し足早に駆け上り、しばらくすると同じような速度で降りていく。
最初は上の階の住人が引っ越しでもしてるんだろうか?
何度も往復しているので、ぼんやりとそう思ったりしてました。
しかし、また別の日の夜にも、階段をタンタンタンタン…と少し足早に上り下りする音が聞こえます。

夜勤の人が出掛けてるんだろうか?だったら降りる音だけだろうし。新聞配達…だったらそんなに繰り返すってことはないし。そもそも時間が早すぎる。
いったい何なんだろう?
またある夜に上ってくる音がしたので、そっと玄関のドアスコープから外の様子を伺ったりもしました。
家の横の階段を上りきると、すぐ我が家の玄関前になるので、階段を上り下りする人がいれば必ず見えるはずなのです。
上る音がしたのでドアスコープをしばらく覗いていましたが、薄暗い階段が見えるだけで、人影等見えません。
諦めて自室に戻ろうとしたら、今度は下りていく音が聞こえました。
上の階から下りてくるなら、玄関付近にいれば上の階から下りてくる音も聞こえるはず。しかしそんな音はしなかった。
もしかしたら、見えてなかっただけで、玄関のドアの前に足音の主がいたのかもしれない。
そう思うとなんだか不気味で、ドアスコープを覗く気になれませんでした。

Cがいない夜に起きる事だったし、私の聞き間違いかもしれないから黙っていたんですが、マンションを引っ越した後、そんな音がしたことがあったんだよ、という話をしたら吃驚してました。
そんな音聞いた事が無い、と。
私が夜家を空ける事はほとんど無かったのもありましたが、やはりCがいない夜にだけやってきていたようです。
もし、私が家を空けCが一人で家にいた夜があったら、謎の訪問者は現れていたんでしょうか?

百物語オフで起きた話

冒頭でお話ししました通り、なんだかんだ怖い話が好きで、友人Cに誘われて、百物語を実際にやるオフ会に参加した事があります。
2〜3回くらい参加したきりなんですが(今もまだやってるのかな?)その時実際に起きたお話。

私が参加した百物語オフはだいたい次のような流れで行われました。
新宿のそこそこ大きな旅館に夕方頃チェックイン。
夜の8〜9時くらいに大広間に集合し、人数確認。
確認が終わったら、広間にぐるっと大きく車座になり、軽く全員の自己紹介をし、百物語の流れを説明。
説明が終わったら、電池式のランタンを1つ点け、広間の灯りを消し、まず主催さんから怖い話を1つします。
1つめの話が終わったら、隣の人にランタンを渡します。
ランタンを渡された人が次に怖い話を1つしていくのですが、怖い話を知らない人はその隣の人に渡します。
そんな感じで怖い話をしていき、話数のキリがよいところで休憩を挟みつつ(眠くなった人は宿泊部屋へ行ってもOK)、100話をめざす、という感じでした。

そんな感じで百物語は進んでいきました。
話が何話か進んでいたころ、不意に音が聞こえてきました。
本当に小さなボリュームで、どこから聞こえてるのか分からず、一人キョロキョロ。
左隣にいた人が
「どうしたの?」
と聞くので
「何か音がしない?誰かの携帯が鳴ってるのかな?」
と答えてキョロキョロ。
携帯は百物語が始まる前に全員電源を切ったはずでした(話の最中に鳴ったら怖いしね)。
ふと右隣の人を見ると、その人のポケットがぼんやりと光っていました。
携帯切り忘れたのかな?そう思って右隣の人にこそっと
「携帯鳴ってますよ」と教えました。
右隣の人はビックリした様子でポケットに手を入れて電源を切ろうとしていました。
しかしなかなか切れません。
その時話をしていた人の話が終わり、ちょうどキリがよかったので休憩となり、部屋の灯りが点けられました。

右隣の人がポケットから取り出したのは、携帯ではなく、iPodでした。

iPodのイヤホンから小さく音が流れていたのが、携帯が鳴ってると勘違いしていたようです。
しかしおかしいのです。
百物語が始まる前にiPodはきちんと停止させ、ホールドをONにしていたので、ホールドをOFFにして操作しない限り音楽が鳴り出す事はないはずでした。
現に、鳴っているのを停めようとしてもなかなか止めらなかったのは、ホールドがONになっていたからです。
右隣の人がわざと音楽を流すような素振りも私は見ませんでしたし、なぜiPodが突然鳴り出したのか、それは分かりません。

その後、百物語の方は夜中の2〜3時くらいに百話を迎え、その後はみんなで怖い話以外の話で盛り上がったり、眠い人は宿泊部屋に移動したり、何かが起こる事はありませんでした。
しかし、怖い話をしていると「呼んでしまう」っていうのは、本当かもしれませんね。

***

こんな感じで、とりあえず6つほどまとめてみました。
いかがでしたでしょうか?
個人的には幽霊よりも、人間の方が怖いなーって思いますけどね。
夏ですし、色んな方の実際にあった怖い話も聞いてみたいですね@・ェ・@

UPDATE : 2017/11/12 / Tags

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2 Responses

  • すしぱく より:

    どもどもー怖い話読ませていただきましたー。
    ひんやりする記事で、やっぱり実体験ってリアルですね。
    (‘A’)b

    百物語オフこわいわー

    • より:

      夏はやっぱり怖い話ですねー
      百物語オフは実際に何か起こるのより、実体験を沢山お話される方も多くて、そっちの方が怖かったりしましたよ。

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