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ひつじと星座の話

ひつじ Advent Calendar 2014、2日め。
今回はひつじと星座にまつわるお話についてです。

※この記事はひつじ Advent Calendar 2014の参加記事です。

勇敢で正義感あふれるおひつじ座と言われる由来

ひつじの星座と言えば「おひつじ座」
ちょっと占いに興味のある人なら、星占いだとおひつじ座は正義感があって勇敢な性格というのをよく聞くと思います。

これは星座が出来上がった時の神話に由来しています。

おひつじ座の神話

カンタンに説明するとこんな感じ。

とある国の王子と王女が、継母である王妃の策略によって、儀式の生け贄にされそうになっていました。
そこへ、実母の祈りを聞き届けた神が黄金のひつじを遣わして二人を助けてくれました。
二人を背に乗せて海の上を飛んで行く途中、あまりのスピードに王女が振り落とされてしまいました。
ひつじは気付かず、王子だけを遠い国まで運びました。

その後ひつじは王子を助けた功績を讃えられて星座になりました。

この神話から、目的のために勇敢にまっすぐ一直線に突き進む、という印象をもたれるんですね。
誰よりも先に前に飛び出して、みんなを引き連れていく、という性質がおひつじ座にはあると言われています。

春の始まりを告げる星座

アイキャッチ用に描いたイラストは、おひつじ座の形です。

どう見てもひつじに見えない…!

理由があります。

この鉤形は古代バビロニアではおひつじ座ではなく「農夫」を表していたのだそうです。
おひつじ座の隣にあるうお座が「農夫」の耕す畑だったとか。

なぜ「農夫」が「おひつじ」になったのか。
古代バビロニアで「男」と「ひつじ」の発音が一緒だったせいです。

おひつじ座が男まさりっていわれるのも、そこから来てたりして…w

また、おひつじ座が12星座の最初になっている理由ですが、春の始まりである春分点が、2000年前はおひつじ座にあったことから、黄道12宮の始まりの星座となっています。
春分点は現在うお座あたりにあります。

そんな理由もあって、星の明るさが一番明るくて二等星とかなり目立たないわりに有名なんです。
大昔は誰よりも早く春の訪れを教えてくれる星座だったんですね。

私の屋号がひつじな理由

わたしが自分のイメージ画像にひつじを使っていたり、屋号ロゴにも使ったりしてるのは、おひつじ座からきてます。
もとは「冥」というHNから変化していったんですが、自分がおひつじ座であることと、目的に向かって一直線という神話から気に入って使っています。

可愛くてふわふわなイメージが強いですが、ひつじは結構ガッツがあるんですよ。

そんなわけで、ひつじ Advent Calendar 2014 2日目の記事でした。
明日は@kana_laboさんが書いてくれます。楽しみです(´ω`)

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