Memo

怖かった日に出会った暖かい出来事とか、素敵なものメモ

3月11日に起こった、東北地方太平洋沖地震。被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。
私の方は、幸い、本人も親しい友人も親類も怪我もなく無事でおります。
連日、被災地の地震によって発生した津波の様子など、とても怖い映像や写真ばかりで、気が滅入ってしまってましたが、ようやく持ち直してきました。
怖い話も写真ももうお腹いっぱいなので、当日からこれまでに出会った暖かいなぁと思った事をまとめておこうと思います。

当日のお話

ちょうど移動中の電車の中でした。急停車して、地震のために停車しました、と。
安全確認のため、車内の電気も全部消え、薄暗くなった車内に2時間ほど閉じ込められてました。ワンセグやTwitterで地震の事を知りました。
2時間の拘束状態で、車掌さんあたる人もいましたが、誰も大騒ぎはせず、
泣き出した赤ちゃんを近くの人が笑わせてみたり、
座っていた方が、立ちっぱなしの方に声をかけて、交代したり。
大きな混乱はありませんでした。

2時間ほど経ってから、電車の一番後ろの車両の1つのドアから梯子を使って降りました。慌てず急がず、一人ずつ。
一番後ろの車両には、小学校低学年くらいの子供達が集団で乗っていましたが、大騒ぎせず、おしゃべりはしていたけれど、おとなしく座っていました。引率の先生は、
「電話を貸してもらえませんか?家が心配で」
「はい、いいですよ。あ、番号分かりますか?かけますよ」
携帯電話を持っていないおばあさんに、携帯電話を貸してあげていましたね。

梯子を使って降りる時、車掌さんの他にも近隣に住んでるらしい方々がお手伝いをしてくれてました。
荷物を持ってもらい、両側から支えられて、ようやく外に出れました。
会社からは何駅も離れた、歩いた事もない土地ですが、
「○○駅方面に行くには、こっちの道をずっとまっすぐ!△△駅方面はこっちの道を曲がって!」
と大声で誘導してくれる人もいました。ジャージ姿のお兄さん、ありがとう。
幸い、近くの駅まで行けば、自宅まで歩いた事のある道に出られるような場所だったので、迷いながらもなんとか目的の駅までたどり着けました。
途中、道を教えてくれた近隣の皆様、ありがとうございました。

駅は電車に乗れない人でいっぱいでした。
サンマルクであったかいミルクティーを買おうと並んでいたんですが、席に座っていたご婦人方が楽しそうにお喋りしているのが聞こえてきて。
「大変仲がよろしいんですねぇ」「いえいえ、さっき電車で初めてお話した方よ」
「あらそうなんですか」「なんだか気が合っちゃって」
そんな出会いもあるんですねぇ。

ミルクティーを飲みながら自宅まで歩いていく道は、人がいっぱいで。なんだか不思議な光景でした。
脳内で「歩いて帰ろう」が鳴っていたのは内緒です。

次の日から出会った素敵な物

次の日はなんだかそわそわでPC前にずっといました。
怖い映像も写真も見たけど、そんな中で、いろんな素敵なものも生まれてきました。クリエイターってすごいな!

ほかにも色々あったけど、個人的にメモしておきたいものだけで。

また、電車も本数が減ったり、自宅で作業したりすることもありましたが、お客様からメールで
「お仕事の依頼はしますけども、くれぐれもどうかご自分の安全優先でお願いします」
と添えられていたりして、なんだか気持ちが暖かくなったりしました。

最近みつけた元気が出るもの

千葉方面から北へ行った事のない、九州出身者です。
東北が落ち着いたら、遊びに行きたいです。だから、きっと元気になってね @`・ェ・´@

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