気づけば2018年。本年もよろしくお願い致します。
さて、子どもが遊ぶブロックと言えば『LEGO(レゴ)』のイメージが強いですよね。
しかし、5歳の息子のお気に入りは、『LaQ(ラキュー)』というちょっと変わったパズルブロックなのです。
『LaQ(ラキュー)』とは?
『LaQ』とは、日本生まれのパズルブロックで、四角と三角の2つのパーツを、5種類のジョイントパーツで組み合わせて遊ぶ、知育ブロックです。
7つのパーツで、平面・立体・球体といろんな形にすることができます。
他にもタイヤなどのスペシャルパーツがあり、これらを使うと本当にいろんなものが作れます。
最初はレゴ派だった息子が、LaQで遊ぶようになった
もともとはレゴが好きだった息子。
スターウォーズに出てくるシャトルも、一人で説明書を見ながら組み立てられるようになりました。
ですが、最近では決まった形になるパーツを含んだレゴセットがほとんど。
息子なりに改造して遊んではいましたが、元の形からガラッと変えたりができないんですよね。
「もっと自由に組み立てて遊べるブロックないかなぁ」
そんな時に、息子が保育園でよく遊んでいると聞いたのが『LaQ』。
私自身も気になったので(笑)、我が家でも買ってみたのが始まりです。
最初はペンギンのセットでお試ししてみました。
1つのセットで1種類しかできないのかと思っていましたが、組み合わせ次第でいろんなペンギンが作れて結構楽しい。
息子も随分楽しんでいるようだったので、他のセットやタイヤパーツを買い足すなどして、少しずつ増やしました。
息子の創作意欲に火がついた
パーツを増やすたびに、息子の「色々作ってみたい!」はどんどん進化。
LaQの公式サイトでは『作り方見本』がPDFで公開されているので、そちらで作ってみたいものを見つけて作っていました。
また、調べてみると本が出ているようだったので、『LaQ大百科 DX LaQ公式ガイドブック』を購入。
全ページフルカラーで、見ていると作りたくなってくる1冊です。
「四角と三角の組み合わせで、こんなにできるのか…」と感心してしまいます。
LaQ大百科 DX LaQ公式ガイドブック (別冊パズラー)
ガイドブックを見ながら「これいいな〜 あ、これもいいな〜」とつぶやき、少ないパーツでやりくりしながら作っていた息子。
クリスマスにはサンタさんから『ボーナスセット2017』をもらい(笑)、大きい作品に挑戦するようになりました。
「ママはここ作って。ぼくはここ作るから」と指示を受けることもありますが、一人で黙々と作ることが多いですね。
本のいろんな組み合わせを見て、自分なりに改造して新しい何かをつくることもあります。
ほかには、家にあるものを真似して作る、という場面も。
私の部屋に飾ってあったガラスの地球儀が気に入ったようで、小さいのと大きいのを作ってくれました。
『中断する』ができるようになった
少々こだわりが強く、実は昨年『自閉症スペクトラムの傾向あり』という診断を受けている息子。
『今やっている作業を終わらせないと次に進めない』という特性があります。
それが、LaQで大きなものを作るようになってから、少しずつですが『中断して別のことをする』ことが出来るようになりました。
大作はそう簡単に出来上がるものではありません。
それを分かっているからなのか「ここまでやったらご飯にする!」とか「続きは明日にする!」とか、自分から少しずつ『中断』出来るようになってきました。
自分自身でキリのいいタイミングを見付けられるようになったのは、本当に感慨深いです。
(キリが悪い時、頭ではわかっていても、なかなか切り替えができなくて、激しいイヤイヤを伴いしばらく引きずります)
まだLaQで遊んでいる時限定のようですが、諦めたり、区切りをつけたりする練習になったらいいな。
親子で楽しめるパズルブロック
今回記事内で紹介した作品は、息子がほとんど一人で作ったものばかり(大きいのは少し手伝ってますが)です。
調べてみると、LaQは公式の作品コンテストなどもあり、なかなか奥が深い世界のよう。
そのうちオリジナルの素敵な作品が作れるようになったら、挑戦してみたいですね。
親子で一緒に、たっぷり楽しめる『LaQ』パズル。ぜひやってみてくださいね。