息子の落ち着いた自粛生活のために『カームダウンスペース』を作った話

画像)息子の落ち着いた自粛生活のために『カームダウンスペース』を作った話

長引く自粛生活で、もっと早く作っておけばよかったなーと思ったものがあります。

それが『カームダウンスペース』です。今回はそのお話。

長引く自粛生活の中で困ったこと

我が家には『軽度のASD傾向あり』と診断されている、小学2年生の息子が一人。

1年次は普通級に通いましたが、やはり合わないようだったのでこの2年次から支援クラスになりました(新型ウイルスの影響でずっと休校状態なので、まだまともに通えてはいませんが)。

もともと学校がそんなに好きじゃない息子は喜んで引きこもっていましたが、やはり困ってしまうこともあります。

それは、息子の癇癪。

うまくいかない、怒られた、というストレスを感じると、息子は時々、癇癪を起こします。

何を言っても聞く耳を持たず、泣き叫び、身体に触ろうものなら殴る蹴る……。まさにお手上げ状態。

そうなるとこちらとしても手の施しようがないので、放っておくだけなのですが、ある時から家を飛び出すようになりました。

最初は心配で探したりしてましたが、だいたい玄関の近くにいたりします。

息子にどうして外に出るのか聞いたところ、「学校なら多目的室(落ち着きたい時に使ってる部屋)行くけど、お家にはないから外に出てる」という答えが返ってきました。

小学校に上がる前に通っていた療育で、『落ち着かない時はその場を離れる』『一人になる』と学んでいたので実践していたんですね。成長を感じた瞬間でした。

しかし、私も夫も在宅勤務で一日中家にいるし、部屋数の問題から息子一人だけになれる場所は家の中にありません。
(脱衣所やトイレは?と聞いたら、嫌だと言われました。そりゃそうだ)

息子本人は癇癪を起こしながらも一人になった方がいいという理性があるので、マンションの外から出ることはしませんが、やはり心配です。

そこでなんとかして、家の中に『カームダウンスペース』を作ろうと思い立ったのです。

『カームダウンスペース』とは?

『カームダウンスペース』とはそのまんまの意味で『感情を落ち着かせる(カームダウン)ための場所』。
わりと海外では発達障害などの人向けに設置されている施設が多いと聞きます。

新国立競技場に設置されたということで、ニュースに取り上げられるなど話題にもなったので、聞いたことがある人もいるのでは?

成田空港にも設けられているそうで、空間ユニバーサルデザインの新たなスタンダードなんて言われたりもしています。

アイキャッチにも使用した↑の画像は、カームダウン・クールダウンのピクトグラムで、2018年に追加されたものだそうです。

詳細こちら⇒ http://www.ecomo.or.jp/barrierfree/pictogram/picto_add2018.html

室内のデッドスペースをカームダウンスペースに

我が家の『カームダウンスペース』は、私の作業部屋兼寝室の一角につくりました。
私の作業机と、息子の机、その間にクローゼットがあるのですが、クローゼットの扉前のスペースを使うことに。

クローゼット自体は季節物(布団やコートなど)を仕舞う場所にしてるので、衣替えなどの必要な時しか使わないからちょうどいいなと。

場所を決めたら、次は材料さがし。

息子の机には衝立がついてるので、出入り口になる場所を塞げればいいわけです。

ホームセンターで一番長い突っ張り棒(最長で2.8M)を調達し、出入り口になる場所の真上に設置。

あとはここに長い布を下げて、中にクッションなどを敷けば完成!

布はワンピースを作ろうと買っておいて結局使ってないいわゆる『積み布』を使いました。広幅(ダブル巾)の布で、長さ4〜5Mくらいかな。

ちょうど変な張り出しもあるので、内側にはいると明かりがついていても薄暗くなり、いい感じです。

息子はすっかり気に入りまして、そこのほうが落ち着くからと時々ランタンを持ち込んで宿題ドリルをやっています。

大人でも入れるサイズなので私も入ってみたのですが、いいですね。一人になりたい時は私も使おうと思います。

自粛生活を穏やかに過ごすために

緊急事態宣言も解除され、来月からようやく短縮時間ですが学校が再開します。

しかし、だからと言ってウイルスの猛威が去ったわけではなく、リモートワークも継続されますし、しばらくは学童もお休みして過ごす予定です。

血の繋がった家族といっても、自分ではない他人です。お互いのことを100%理解して許容することは難しい。

だからこそ家にいる時間が長くなるのであれば、お互いに心穏やかに過ごすための工夫はどんどんやっていくべきだなぁと今回のことで強く思いました。

自粛生活で疲れてきた方の参考になれば幸いです。

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