web周辺のデザインとか色々について語り合うポッドキャスト「Automagic」というサイトからちょこちょこアクセスがあって、なんでかなーと思ったら、先日書いた「Re:WEbデザイナーが死ぬ時」の記事が「webの仕事と働き方」というテーマの回で紹介されていました。ありがとうございます。
せっかくなのでポッドキャストも家事の合間に聞いてみたんですが、それを聞いてて「webの仕事は色々ありすぎて、どういう指標をもってすすんでいいか分からないよね」ってのがあったんです。
あー、確かになーと思いまして。
じゃあどんなwebの仕事があるんだ?というのを、自分の知ってる範囲ですが、まとめてみました。
webに関わる仕事
実際にweb制作する人達
webデザイナー | ・主に受託のサイトのデザイン考えたりする ・自社サービスのサイトデザインを考えたりする ・コーダーを兼務することも多い ・サイトの更新作業、バナー制作なども多い |
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webディレクタ/webプランナー | ・サイトの構成やテーマ、制作スケジュールの管理などをする ・依頼者との擦り合わせや、サイトの目標、SEO対策などを決めていったりする ・サイトの解析やコピーを考えることなども |
webプログラマー | ・webサイト用のCGIとか書いたり設置したりする人 ・HTMLやJSなんかも書くことがある ・コーダーを兼務することも |
コーダー/マークアップエンジニア | ・コーディングを主にする人 ・HTML/CSSだけでなくJSを書くこともある ・SEO対策などなど |
web制作の支援をする人達
サーバー屋 | ・サーバの組み立て、維持、管理など |
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カメラマン | ・商品撮影、モデル撮影などなど ・レタッチなども兼務 |
イラストレーター | ・イラストの制作 |
コピーライター | ・サイト用のキャッチコピーや文言などを考え執筆する |
素材屋 | ・サイトで利用可能な写真やイラストなどを提供する ・専門的な写真(例えば医療系など)を扱っていたり、色んなジャンルの写真を扱うことも多い |
その他のwebに通じる仕事
web系学校の先生/講師 | ・専門学校やイベントなどでweb制作やweb制作ソフトについて教えてくれる ・現場で活躍した元プロや現役プロの方が教えてくれることが多い |
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会社のweb担当者 | ・会社のサイト更新や、メール業務、サーバの管理など兼務することも ・通販を行っている会社だとサイト更新のほか発送業務も兼務したり |
ブロガー | ・職業というわけではないですが、webサービスの紹介や検証など行ったりしてくれます ・webに関する書籍の紹介/書評などもしてくれます |
webに関わる仕事って、自分の知ってる&分かってる範囲だと、ざっとこれだけあります。
webを作る人間にならなくっても、webに関わる仕事は実はいくらでもあるようです。
webデザイナーはどこに向かえばいいの?
よく、webクリエイターは最終的にディレクターになればいいとか、独立すればいいとか、言われますよね。
私の場合は、会社というのがイマイチ合わなくて仕方なくフリーランスになりましたけど。
webデザイナーは何を目指したらいいんでしょう?
独立して会社もったら一流?
デザイナーから始めてディレクターになる?
経験を活かした先生になる?
どれも正解で、どれも不正解、でしょうね。
自分が何者でいつづけたいか?
これが一番重要だと私は思うんです。
webの仕事はしたいけど、お金に困らない生活がしたいなら、一企業のweb担当者に収まるのが一番いいと思うし、webで名をあげたい!ってなら、独立したり会社持ったりして大きい会社の仕事をするといいんじゃないでしょうか。
webクリエイターを育てたいなら先生や本を書く人になったらいいし、作り続けたいなら制作会社に収まるかフリーで小さくてもお金に困らない程度にお仕事したらいいと思います。
カメラが得意なら素材屋さんやったり、イラストが描けるならイラスト制作も兼務したり、web+αでもいいですしね。
ちなみに、先述のポッドキャストでは結論が出ていませんでしたね。
「指標となる人物がいないから」
いなくていいと思うなぁ。
webは自由な世界だから、それこそ、目指す先も自由でいいと思います。
道しるべがないと、行き詰まった時に確かに困るけれど。
目標はあくまで目標で、好きに変えていいもんです。
たまに、目標を変えたら意味がないっていう人いるけど、目標に固執してダメになっていくのもどうかと思います。
急がば回れ、なんて言葉もありますし、あれこれ試してみて、自分に合う目標を探るのもいいですね。
人生に迷ったら、一度止まって、改めて「自分はどうなりたいのかな?」って考えてみるのもいいもんですよ。
可能性なんて、探せばいくらでも転がってるもんですよ。