趣味でwebサービスを色々作ってきて、自分なりに思ったことや分かったことをまとめてみようかな、なんて思ったので書いてみます。
書こうと思ったきっかけは以下の記事。ブログやホームページについての話なんで、webサービスとはまたちょっと違うんですけど、未読の方はぜひ読んでみてくださいね。
・プロブロガー二人と、Webサービスで生活している人とで怪しいお店にいきブログについて語った結果*ホームページを作る人のネタ帳
・アクセスを増やし続けるための、最もシンプルで効果的な方法
・ブログを書いて収益をあげるのは難しい。本当に難しい。|すしぱくの楽しければいいのです。
アクセスのあるwebサービスを作るコツ
自分なりに辿り着いた答えを、自分が運営しているサイトを紹介しながら書いてみますね。
1.流行に乗る
自分が作った中で一番人気が出たのは「あなたのソウルジェムメーカー」なんですが、ちょうど公開した時期に劇場版も公開されていたのもあって、当初では想定していなかった数を上回るアクセスがありました。
ハッシュタグがTwitterのトレンドに乗るくらい(詳しくはこちらを参照)で「流行ってこえー」って思いました。はい。
ただ、これは一時的にアクセスがぐんと上がるだけなので、継続的にアクセスされるには、一定の人気があるものである必要があるのかな?と思っています。
2.ユーザーがコンテンツを作る
上記の記事で「更新が(記事を書か)ないとアクセスが落ちる」とあるように、常に更新されているコンテンツほどアクセスは伸びます。
例外もありますが(後述します)、基本的に更新されている=生きているサイトほどアクセスは多い。
しかし、管理者も人間なので常に更新するのは無理。
だったら、ユーザー(サイト訪問者)がサイトを更新すればいいんですよ。
私は更新が面倒くさい大変なので、ユーザーが更新してくれるサービスをメインに作っていました。
自分の作った物だと「あなたのソウルジェムメーカー」「ダメ系ライブカレンダー」「pattern*maker」「カラログ」「らむにっと」と、大半がそうです。
プログラムを組んで動的に作ることで常にサイトを更新させることはできますし、それでもアクセスは伸びるとは思います。その辺りは作ったことがないので分かりません。ごめんなさい。
ただ、そういうものよりは、ユーザーが更新するものの方がアクセスは上がると思ってます。
3.ソーシャルで共有できるようにする
上記に続いた話なんですが、まず、ユーザーがコンテンツを作り、サイトに並ぶことで満足感を得ます。
次にユーザーがそのコンテンツを他に知らせたい欲求(承認欲求に近い)がでてくるので、ソーシャルへ拡散できるようにしておくと、コンテンツを作ったユーザーが意図せず宣伝してくれます。
それをみたユーザーのフォロワーがアクセスする、これだけでアクセスは上がるのですが、さらにユーザーとフォロワーの間になにがしかやりとりが生まれれば、ユーザーの承認欲求が満たされるので、ユーザーがまたコンテンツを更新しようと積極的になってくれるわけです。
このために、ソーシャルへの共有機能は大事なんですね。
ユーザーが更新するタイプのサービスは共有機能があってこそアクセスが上がると思います。
4.わかりやすい、ということ
例えば、UIとか、見やすさとか。webサービスに「分かりやすさ」は一番大事だなーと思います。
「あなたのソウルジェムメーカー」は名前と誕生日を入れるだけなので、そこも人気が出た要因かなーと思っています。
その他のユーザー更新型は入力項目が多いので、ちょっと大変なんだろうな、と思っています。
私が運営してるもので、管理者更新型だと「くろひつじの書物占い」がありますが、これは悩みに対する答えがクリック一つで出てくるので、これも一定のユーザーに愛されていますね。
5.制作者が楽しいとか使いたいと思って作ること
ときどき「作ってみたいけど誰にも使ってもらえないだろうから」という意見をみかけますが「自分が使いたいと思わないのであれば誰も使わないので作らない方が良い」と思います。
webサービス作るので一番大事なのは「作る本人が欲しいかどうか楽しいかどうか」じゃないかな。
「webサービスで稼ぎたいからなんか(良いアイディア)ない?」とか聞かれますけど、そういう気持ちありきで作ったものは流行らない。多分。
他に誰にも使ってもらえなかったとしても、自分というユーザーがいる時点で需要はあるから、つくってみるのは大事ですよ。
「pattern*maker」や「カラログ」「らむにっと」も、そもそも自分が使いたいからという理由で作ったんですが、色んな人が私では考えつかないモノを残してくれてて、すごく楽しいです。
つねに更新されないサイトでもアクセスがあることはある
「常に更新されているサイトほどアクセスされる」と書きましたが、例外はあります。
それは常に一定の需要がある情報、です。
たとえば、確定申告のために必要な簿記の知識とか、子どものための離乳食レシピとか。
確定申告は毎年あるし、個人事業主には必要な知識で、毎年何万?と起業してる人がいれば、簿記の知識を得た人が見なくなっても、毎年その知識を必要とする人がでてくるので需要は減りません。
また、毎年子どもが生まれているのだから、面倒な離乳食のレシピや献立は一定の需要があります。
こういったサイトは更新しなくてもユーザーが情報を欲しているので、更新しなくても見つけにきてくれます。
最近作った「くろひつじのベビめも」がこのタイプですね。
まだ本当に最近なので、そんなにアクセスはないですけどね。
アドセンスって稼げるみたいですよ
アクセスがあれば稼げる
ソウルジェムメーカーで思い知りました。それでみんなあんなに広告をサイトにべたべた貼ってるんだなぁと。
使う場合は、以下のサイトを参考に、利用の注意点は抑えましょう。
・「知らなかった」では済まされない!全てのアドセンス利用者が知っておくべき「ポリシー違反」と対策方法
アクセスのあるwebサービス作りたいって人は、アドセンスで稼ぎたいって人が殆どなんだろうな、と思っていますが、しかし、なかなか大変だと思いますよ。
やっぱり、webサービスは自分の欲しい物を作るに限りますね@・ェ・@