怖い話で夏を乗り切る?最近読んだホラー本まとめ

最近はホラーな本をいろいろ読む機会が多かったので、面白かったものをご紹介!
暑い夏を乗り切りませんか?

『一行怪談』吉田悠軌 著

オカルト界隈ではなかなかのブームになっている、一行怪談。
1ページに1行だけの、ホラーでシュールで不可思議な文章が並んでいる本です。

今すぐ家から出なさい、という電話の向こうから叫ぶ母の声を聞きながら、すぐ横でテレビに笑う母を見つめている。

『一行怪談』吉田悠軌 著 ー より引用

毎朝8時16分に同じマンションの同じ部屋で同じ男が同じ女を刺し殺している光景を、いつも通勤電車から数秒だけ眺めている。

『一行怪談〈二〉』吉田悠軌 著 ー より引用

こんな感じで、一文だけなのに怖いんですよ。

現在1巻、2巻とすでに2冊刊行されています。
想像力もとい妄想力のある人は絶対好き。さらっと読めるので、お手軽にゾクッとできますよ。

一行怪談 (PHP文芸文庫)
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『残穢』小野不由美 著

淡々と進むドキュメント形式のお話ですが、ピースがだんだんとハマっていくたびに、ゾクゾクするお話です。
映画化もされましたが、じっくりホラーを堪能したい人は小説がオススメです。

残穢だけの感想記事もちょっと前に書きました。
ネタバレ注意*小説『残穢(ざんえ)』を読みました

残穢(ざんえ) (新潮文庫)
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『日本現代怪異事典』朝里 樹 著

事典という名の通り、網羅数が圧倒的です。
トイレの花子さんなどの定番な怪談や、ネット発の現代怪異がたくさん!
五十音順のほか、類似怪異、出没場所、都道府県別でも探せます。

個人的に面白かったのは類似怪異のインデックスにある「高速老婆の怪」の項目。

高速老婆の怪
▽ターボババアに代表される、高速移動する能力を持った老婆の怪異。
・快速バーチャン
・光速ババア
・三〇センチババア
・三輪車のお婆さん
・ジェットババア
・ジャンピングばばあ
・ジャンプばば
(中略)
・四つん這い婆
・リヤカーのお婆さん

『日本現代怪異事典』朝里 樹 著 ー より引用

24種くらいあります。速いバーチャン多すぎ…!

「そういえばあの怪談、どんな話だったっけ?」という時に手にしたい1冊ですね。

日本現代怪異事典
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『恐い間取り』松原タニシ 著

事故物件住みます芸人・松原タニシさんによる、事故物件にまつわる怖い話をまとめた1冊。
松原さんが住んでいた事故物件での体験談のほか、松原さんが体験した特殊清掃のお話、松原さんの友人や知人の事故物件体験談も掲載されています。

個人的に意味不明すぎて怖かったのは「井川さんの部屋」。
その部屋自体は事故物件ではなく、同じマンションの別の部屋が事故物件。
それなのに、井川さんの部屋は他の部屋と違って鍵が厳重で、インターホンも訪問者が現れると自動で撮影するような意味のありそうなもの。
そして留守中に近所では見たことのない人が訪問していた、なんて不思議がいろいろなお部屋という。

あとは、事故物件じゃない部屋に間違って住んじゃった話も好きです。
間違って住んだからこそ分かることもある、というオチが最高でした。

他にも、松原さんが住むには至らなかった事故物件の間取りも紹介されていて、なかなか興味深いですよ。

事故物件怪談 恐い間取り
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『ムー実話怪談「恐」選集』吉田悠軌 選

35年以上続く月刊誌『ムー』に掲載された、読者の恐怖体験を投稿する企画「あなたの怪奇ミステリー体験」(開始当初は「わたしの怪奇ミステリー体験」)の中から、一行怪談の作者・吉田悠軌さんが選出したお話をまとめた本です。
懐かしさを感じるものから、定番ともいえる展開のほか、理不尽で不可思議なお話がたくさん!

個人的に印象的だった話は「笑っているんですね」。なんともいえないゾクッと感がありました。
「幻灯機の女性」はちょっと寂しくもありつつファンタジックだなぁと。
すごく意味ありげで、何度か読み返したのが「人混みの中で」ですね。隠された真実が何かありそう。
「未確認動物」と「小さなウルトラマン」も好きですね。

実際の体験談ならではの面白さがあって、とても読み応えがありました。

ムー実話怪談「恐」選集 (ムー・スーパーミステリー・ブックス)
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本棚がだんだん怖い話の本だらけになってきました。
それでもホラーってやめられないんですよね〜。

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