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【息子と発達障害】共働きママとASD児が見上げている小1の壁について

ついに小学校入学が目前になってきました。
軽度のASDな息子はやっていけるのか?
各説明会などを経て、現段階で見上げている『小1の壁』をまとめました。

小1の壁の高さがヤバい

※写真はイメージ

小学校で過ごす教室を支援級と一般級で迷っていましたが、一般級へ行くことに決めました。
理由としては、まだ入学前なのに漢字やかけ算などに興味を持つなど、勉強への関心が高いことと、入学前検診で引率する先生に従って動いていた様子から大丈夫そうにも見えたからです。
1年過ごしてみて、どうしても難しいようであれば、2年次には支援級へということも考えています。

環境の変化がすごい!

小学校は1クラス35人くらい。
騒がしいのが苦手な息子は、果たして耐えられるのか心配です。
もちろん同じ保育園の子も何人かはいますが、同じクラスになるとは限りません。

また、学童にも通うので、新しい毎日の生活サイクルに息子は耐えられるのか、とにかくそれだけが心配です。

集団登校、大丈夫?

通う予定の小学校は、毎朝各地域で集団登校(登校班)しています。
これまで私と一緒に保育園まで歩いて通っていましたが、知らない生徒たちと一緒に歩けるのか?
一人だけ変なところへ行こうとしないだろうか?

あと、出発時間がこれまでより早いので、早起きを心がけないといけません。
これは親もちょっと大変。

コミュニティがめっちゃ増える

これは親が大変。
学校、学童、登校班…と、地域との付き合いが生活の部分に食い込むようになります。
もともとコミュ症で、人付き合いの苦手なひつじは戦々恐々です。

放課後や夏休みの過ごし方どうしよう?

※写真はイメージ

『小1の壁』で取り上げられることが多いのが、授業後の放課後や、長期休暇期間での過ごし方。
特に低学年は授業も4限しかなく、給食が終われば下校という日が多いのです。

私の住んでいる横浜市の場合は、学童と放課後キッズ(旧はまっ子)があります。
支援が必要な障害児の場合は、療育も兼ねて放課後デイサービスという選択肢もあります。
また、民間企業が運営する、民間学童もあります。

それぞれの特徴や、メリット・デメリットなどをまとめます。

学童の場合

小学校の近所にある民家で放課後等を過ごします。
授業後は同じ学童の子達と一緒に学童に向かいます(初めて利用する場合は、道を覚えるまでお迎えにきてくれます)
学童には指導員がいて、おやつの提供や宿題を見たりしてくれます。
公園に連れて行って外遊びをさせてくれたり、夏休みにはキャンプやバザーなどもあります。

値段も手頃で、緊急時のお迎え対応などもしてくれます。
ただ、地域の人達が中心となって運営するため、係や会議に出席したり、キャンプやバザーのお手伝いなどに駆り出されることもあります。

また、利用予定の学童は預かり開始時間が保育園より遅いため、出社時間の早い人は利用が難しいという声も聞きました。
利用時間は学童によって違うので、時間についてもしっかり確認したほうがいいですね。

放課後キッズの場合

委託された企業が運営する、放課後を学校ですごすことが出来るという仕組みです。
登録は無料ですが、決められた部屋で大人数で過ごすだけのようです。
校庭が空いていれば、全員校庭に移動し、各々遊ばせる、という感じ。
宿題を見てくれたり、おやつ提供や指導があるわけではないようです。運営企業にもよります。

民間学童

民間企業が運営する学童です。
送迎サービスや英語学習など、学童によって値段もサービスもかなり違います。
また、通う日数で値段が変わるので、週5日利用ともなるとかなり高額になるところも。
サービスは手厚いのですが、学童兼習い事のような感じです。

こちらも民間学童によってかなり異なります。
人気の学童は秋口くらいにはすでにキャンセル待ちになっているところもありました。
利用を検討される方は早めにチェックしてください。

放課後デイサービス

障害を抱えた児童が利用できる、放課後のサポート施設です。
学校までお迎えにきてくれたり、療育をしてくれたり、内容や値段は施設によってかなり違います。

放課後デイサービスは数が少ないため、空きも少なく、かなり早くから問い合わせておかないと、利用が難しいみたいです。

発達障害児が普通の学童に行って大丈夫なの?

学童説明会で確認したところ、利用予定の学童では指導員さんが発達支援の勉強を定期的に行なっているそうで、事前に情報共有をして頂ければ大丈夫ですとのこと。
週1は放課後デイサービスで療育をうけ、それ以外は学童で過ごす、という子も実際にいると聞き、安心しました。

また、放課後キッズの方も確認しましたが、スタッフが少ないため、手厚い対応が難しいそうです。
場合によっては対応出来ないのかも?事前に職員との面談が必要と言われました。

小学校に入るまでにやっておきたいこと

※写真はイメージ

入学までにやらなきゃいけないことはたくさんあります。
なかでも「これはやっておきたい!」というものをまとめておきます。(半分くらい自分用のメモでもあります)

卒園から入学まで、預けられる場所の確認

認可保育園の場合、卒園後は基本的に3月31日まで預けることができます。
ただ、園によっては断られることもあるらしいのでしっかり確認してください。基本的には大丈夫らしいです。

4月1日以降は、学童が受け入れてくれる場合もあります。こちらも学童によって異なるようですので、確認しましょう。

学童を利用しない場合はお家で過ごすことになりますので、過ごし方を考えておきましょう。

ランドセルや机の購入

一番大きな出費です。。。
でも子どもが長く使うものなので、本人が気に入ったものをなるべく選んであげたいですね。

ランドセルは親も一度背負ってみて、大きくなってからも大丈夫かどうかチェック!
学習机は自宅で勉強する場所を考えて購入しましょう。

息子の場合、気が散りやすいので、テレビのない寝室(私の作業机の近く)に置くことになりました。
また、机は周りを囲めるタイプに。この方が本人曰く落ち着くらしいです。

ただ、机は人気のやつだったみたいで、2月中旬に注文して4月上旬発送になっちゃいました。購入するときはお早めに。。。

文房具や体操服などの購入

やはりこちらも本人が気にいるものを買いましょう。
ただ、入学説明会で指定のものを買うよう言われることもあるので、あまり早すぎてもいけません。

生活習慣・態度を改める

入学後は集団登校になり、集合時間が早くなります。
そのため早起き習慣を身につけるよう、早く起こすようにしています。

立ったまま靴を脱いだり履いたりする練習も。小学校には座って靴を履くスペースがない!

自分の荷物を自分で用意する習慣を

自分のプリントを持って帰れるように、自分の荷物は自分で持つ習慣を身につけさせるといいそうです。

また、寝る前に明日の準備をする習慣も重要。
ASD児は荷物の足し算引き算が出来ないので、全部中身を出してから必要なものを入れていくようにすると良いそうです。
出し忘れプリントも見つかるようになります。

メモを見て行動する練習

教室についてから、教科書をランドセルから出して、荷物を片付けて、と言った行動を忘れる可能性があります。
なので、ランドセルに教室についてからの行動メモを付けておくと本人の助けになるそうです。
そのため、壁に貼ったメモを見て行動する練習をしておくといいそうです。

また、他人にヘルプを出せない息子のために、筆箱に「分からなかったら先生に『分かりません』という」といったメモもあるといいと聞いたので、そうしようと思います。

子どもの特性と対策をまとめておく

一般級に行くため、担任の先生にこんな子どもなんです、とお知らせ出来るよう、子どもの特性をまとめておきます。
これは療育でもやっていたので、なるべく短くわかりやすく作りたいと思います。

通学路の確認

初めて通る道だと、息子は嫌がることがあります(見通しが立たないことを嫌がるので)。
なので、登校班で通る道を散歩の時などに通っておき、本人に把握させておきます。

他にもいろいろ

書き出してみると、まだまだあります。

・トイレの用の足し方
・自宅の鍵の開け方
・交通系ICの使い方

などなど、小学生から必要になってくる知識は色々です。

特にトイレについて。
男の子の場合、ズボンを膝下まで下ろし、お尻丸出しでオシッコをしていると、からかいの対象になることもあるので、練習しましょうと言われました。
最近、保育園で教えてもらったようで、息子なりに頑張っております。

小学生まであっという間!

気づけばあっという間に小学生。
去年の5月に就学に向けた説明会を受けてから10ヶ月、いろいろと試行錯誤に準備をしてきましたが、もう、入ってみないとどうなるか分かりません。

小学校という新しい世界で、息子はどんなことに興味をもってくれるのか、楽しみにしたいです。

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